日常の思い

日々感じた事を綴ります。

かな

春に書いた作品です。



読み方

さくらばな  ちりぬるかぜの  なごりには

みづなきそらに  なみぞたちける

[古今和歌集  紀貫之]


大意

桜の花を吹き散らした風もおさまった。

しかし、その風が過ぎ去った名残には、

(散り乱れる花びらで)水の無い空に

まるで波が立っているかのようだ。


百人一首に憧れてかなを習いはじめ、

線の練習や力の抜き方など、空白に文字があり、空気を入れていく感覚。もっと、学びたいです。